成婚物語

T夫妻編

2022年7月入籍

交際期間10ヶ月

夫: Yさん 37歳

妻: Cさん 38歳

インタビューの直前にご入籍。

今回は農業を営む奥様のお家に旦那様が入る形となった結婚です。

このインタビューでも初のパターン。

旦那様の自然体な雰囲気。その人柄が奥様のご家族にもすんなりと馴染まれたんだなと感じました。

奥さまもすごくナチュラルで自然な美しさを放つ人。

お二人が作った農産品をいつか食べてみたいなぁ。

懐かしくも新しいスタイルのご夫婦の成婚物語をどうぞ!

出会い編

琢磨)
今日はお願いします。早速ですが何で【恋たま】を知りましたか?

Yさん)
今までも街コンなどには参加していたんですけど、ちょっと行き詰まりのようなものを感じていたのでNETで検索して【恋たま】を見つけました。


琢磨)
旦那さまはご結婚されて奥様の姓になられたんですよね?

Yさん)
そうです。
Cさん)
有難いことに。
実家の農園を継ぎたかったんですけど、親に相手がいないとダメだと言われていたので、そこから婚活をはじめた感じです。

Yさん)
確かに一人で農園やるのは大変だよなぁ。

琢磨)
旦那さんは農園を手伝っているんですか?

Y/Cさん)
はい。

琢磨)
おぉ!本当に素晴らしい。
でもね、旦那さんもこれで広大な敷地もGETですからね。

Y/Cさん)
ははは。

琢磨)
冗談はさておき、本当に良かったですね。
ご希望に寄り添える旦那さんと巡り合えて!
私の妹も旦那さんが和田家に来てくれた形なんでなんだかちょっと旦那さんの気持ちが知れて私も嬉しいなぁ。
弟が出来て私も嬉しかったんですよね。

Cさん)
私のところもウチの兄に弟が出来た感じですね。

琢磨)
奥さまはどうやって【恋たま】を知ったんですか?

Cさん)
友人から【恋たま】のチラシをもらって。
もらった時はそんなに興味を持ってなかったんですけど、
色々と街コンに行ったり、婚活をしていて上手くいってなかったので。
【恋たま】ならちゃんと結婚に心が向いている人と確実に出会えるのかなと思って登録をしました。

琢磨)
【恋たま】でも出会いのパターンは?AIですか?

Cさん)
私が検索をしてYさんを見つけて、メッセージを送りました。

琢磨)
いいですね!女性も自分の幸せに前向きに行動していただきたい。素晴らしい。

Cさん)
女性からメッセージをするって意外と少ないんですかね。

琢磨)
そうですね。なぜでしょうね。待ってしまうんですかね。
もっと積極的になって欲しいですが。
旦那さんのどんなところに惹かれてメッセージをしてみたんですか?

Cさん)
一番は家が近くて隣町だったのと、年齢が近いのと。
あとは見た目も範囲内だったんで。ははは。

琢磨)
範囲内って!はは。
まぁ、良かったってことですよね。
旦那さんは奥様からメッセージもらった時はどんな印象をいだきましたか?

Yさん)
写真の印象が良くなくて。
友達に撮ってもらったものらしいんですけど、イマイチだったんですよね。
あんまり気が進まないけど、家は近そうだし。
プロフ的には嫌ではなかったし、趣味も映画とか共通なものがあったのでそれはいいかなと思いました。

琢磨)
ちなみに旦那さんはどんな写真を?

Yさん)
写真館で撮影したものだったので、まぁ、ちゃんとしているものを掲載しました。

琢磨)
お見合いは何処で会ったんですか?

Yさん)
【恋たま】がシステムで候補にあげてくれていたホテルのロビーで待ち合わせしてから、喫茶店に移動して話しました。

琢磨)
プロフィール写真的には微妙だった奥様ですが、はじめて会ってみて第一印象はどうでしたか?

Yさん)
それがですね、本当にいい意味で裏切られたというか。
すごく良かったんですよ。
別人が来ちゃったんじゃないかと思うくらいキレイだし、タイプだったんですよ!
目が大きくてかわいい人だなと。ビックリしましたね。
俄然、やる気が出まして。テンションあがっちゃって。ははは。

琢磨)
たしかに!ちょっと女優さん的なお顔立ちされていますよね。

Cさん)
あら、うれし。(n*´ω`*n)

琢磨)
画像の印象からの落差が、うまいこといった珍しいパターンですね。
奥さんは旦那さんに会ってみてどうでしたか?

Cさん)
話しやすかったし、すごく優しい雰囲気だったんです。

琢磨)
最初はどんな話をされたんですか?

Yさん)
映画とかアニメの話とかですかね。

琢磨)
じゃ、いきなり農園を継ぐ話とかではなく。

Yさん)
でも、農業のことは興味があったので軽くは聞きましたね。
どんな仕事をしているの?とか。
今は販売の手伝いをしている、とか。

琢磨)
興味はあったんですね。
私も農業やっている親戚がいたので何回か手伝ったことあるんですが
腰が痛くなってね~。

Cさん)
ははは。そうです、そうです。

琢磨)
今ね、農園も無くなってきているから、若いお二人に埼玉の農業を守って欲しいなぁ。

Cさん)
そうですよね。どんどん農園も無くなってきていますからね。

デート編

琢磨)
最初のデートはどんな所に行かれましたか?
Yさん)
映画でしたね。コロナ禍だったのもあって全然ピンとくるのが無かったんですけど、
「シャン・チー」って映画だったかな、それを観ました。
とりあえず、デートするきっかけって感じで。
お互い映画館の雰囲気が好きだったのもあって。

琢磨)
デートしてみてお互いの印象は変わりましたか?

Yさん)
会話が盛り上がるし、一緒にいて楽しいし、横並びで座っても嫌がらないでいてくれたりとか。映画終わってご飯食べる時も夜景を見ながらってことを口実に横並びで座ったりしても楽しそうにいてくれたので嬉しかったですね。

琢磨)
旦那さんがそういうシチュエーション作りをリードしてあげていたんですね。
奥さんはどうでしたか?

Cさん)
やっぱり話しやすいし、頑張らなくてもいいっていう雰囲気が居心地良かったですね。

琢磨)
お互い無理矢理話を繋げようとしなくても自然体でその場を楽しめるのは最高ですね。

Yさん)
ただ、最初はすごく緊張しましたけどね。

Cさん)
頑張ってくれていたんだとは思います。

琢磨)
お互いの気遣いにもちゃんと気が付いてあげられていたんですね。
【恋たま】に登録してからはどのくらい経っていたんですか?

Yさん)
私は3年目くらいですね、休止していた時もあったんですが。

Cさん)
私は1年くらいですね。

琢磨)
なるほど、ではお互いにすでに何人かとは会ったりしているので婚活のノウハウみたいなのはわかっていたんですね。
これはあまり上手くいかないパターンだなとか。

Y/Cさん)
そうですね。

琢磨)
その経験値からしてもお互いに、いい感じだなという雰囲気はキャッチ出来ていたんですね。

Yさん)
はい。すごく良かったですね。


琢磨)
印象的なデートってありますか?

Cさん)
コロナ禍というのもあったのでなかなかこれという場所には行けてないですが、
公園でのデートが多かったですね。
色々行きましたね。
スポーツ公園は割と印象的だったかな。

Yさん)
特別何かをするいうより、出かけるだけで楽しかったですね。

琢磨)
なんかこのデートは失敗したな。とかケンカしちゃったなとか。そういったことはなかったですか?

Yさん)
ケンカとかはないですね。

Cさん)
ピリつきくらいですかね。ははは。

Yさん)
そうですね。旅行前に時間に遅れてピリついて、自分も同じようなことしちゃってピリついてって感じくらいですかね。ははは。

琢磨)
ピリつきって。ははは。なんか微笑ましい。
結婚前にはそういうのも経験しておくのはたいせつですね。
お互いどういう風に対処するのかわかるし、今後の対策にもなる。

Yさん)
そうですね。仲直りの仕方とかわかりますよね

結婚編

琢磨)
結婚を意識しはじめたのはどういう時期ですか?
Yさん)
最初からではあるんですけど、リアルに考え始めたのは付き合ってから3ヶ月くらいです。
一緒に居てすごく楽しいし、幸せな気持ちだったので結婚したいと思いました。

琢磨)
奥さまは?

Cさん)
これといってはっきりとは無いですが、そういう気持ちで【恋たま】には登録していますし、
私の家に入ってくれるというのも受け入れてくれたので、そのくらいからは本当に考えていましたね。

琢磨)
なるほど。
でもこの婿に入って奥様のお家の農園を手伝うという形を取るのは色々な意味でハードルが高かったんじゃないかと思いますが、そのあたりはどう解決していったんですか?

Cさん)
私的にはそういう方を条件に探していました。


琢磨)
その条件はどういうタイミングで旦那さまに伝えたんですか?

Yさん)
ちゃんとした話としてはお酒を飲んだ時に聞きましたね。

Cさん)
でも、私もそういう話をしてはいたんですよね。軽くですけど。

Yさん)
「どんな結婚がしたいの?婿に来て欲しいの?」って聞いたら
「そうして欲しい、仕事も手伝って欲しい。」とやんわりは聞いていたので
付き合う中でそういう方向には自分でも流れて行っていましたね。

琢磨)
ここでしっかり伝えたというよりは会話の節々でもう何となく理解はしていたって感じだったんですね。

Cさん)
【恋たま】のプロフィールにもなんとなくは条件をほのめかしていたので、
若干は察してから会ってくれていたとは思うんです。

Yさん)
そうですね。
ちょうど前の仕事も辞めようと思っていた時期でもあったので、
転換期と重なったのもありますね。

琢磨)
ほぅ!タイミングって凄いですね。
奥さんと出会ったことによってまた違う人生が開けたわけですね。

Yさん)
まさにそんな感じです。

琢磨)
結婚されて奥様の親御さんと一緒に暮らされてみて、実際どうですか?

Yさん)
いいですね!
奥さんのご両親と仕事仲間の関係にもなるのでよく話もするし、普通の家族よりコミュニケーションが多いと思うんです。
そんなところも楽しめているのでいいですね。

琢磨)
ほ~。本当にいい旦那さんと出会えましたね。

Cさん)
はい。奇跡です!
早い段階で家族に馴染んでくれて、すごいなって思うくらいです。

琢磨)
プロポーズはどんな風にされたんですか?

Yさん)
見晴らしのいい公園に行って、ベンチで足休めするタイミングで、用意した指輪を出して「結婚してください。」って言いました。

琢磨)
めっちゃ素敵じゃないすか!!
かっこいい!!
奥さん、めちゃくちゃいい思い出になったんじゃないですか?

Yさん)
寒かったんですよ。
寒い中なんで車から出るの?みたいにはなっていたんですけど。

Cさん)
ははは。
やたら外に旦那さんが出たがるんだけど、寒いからいいよ。って。

琢磨)
奥さん的には今日プロポーズされるなって言う予感みたいなのはあったんですか?

Cさん)
全然、無かったです。

Yさん)
プロポーズはそこでしましたけど、その前にどんどん話が大きくなっちゃっていたんで。
奥さんのご両親に交際の挨拶をしおえたら「いつ結婚するんだ。」みたいな話にどんどん進んでいってしまいました。

琢磨)
ははは。ご両親の後押しもたいせつですよね。
全面的に気に入られた、受け入れてもらえたってことですから。

Yさん)
逆だったら大変ですからね。良かったですよね。

琢磨)
結婚してから仕事もプライベートもお二人はずっと一緒なわけですが、
ちょっと嫌になったいとか飽きたりとかは無いですか?

Y/Cさん)
全く無いですね。

未来編

琢磨)
お二人の今後の夢は何かありますか?

Cさん)
歳を重ねても手を繋いで散歩したいね、って。

Yさん)
そうですね。似たような感じですね。
あとは二人で旅行に行きたですね。
将来的には子供も欲しいですね。

琢磨)
婚活中のみなさんにメッセージをお願いします。
旦那さんは男性に、奥さんは女性に。

Yさん)
写真などで判断し過ぎず、まずは会ってみることです。
会ってみたら印象が変わることもあります。
自分からメッセージを送っても会ってもらえないことも多いので
それにめげずにチャレンジしてもらいたいですね。
あと、男性はちゃんと写真は撮影したほうがいいです。
あんまり良くない写真だとはじかれてしまいます。
そこはちゃんとしておいた方がいいです。
写真にはちゃんとお金をかけていきましょう。

琢磨)
ははは。
めっちゃたいせつです。
清潔感をお相手が感じとれる写真をプロにお願いすべきです。
何がいけないんだろう?って写真だよ~!って方は結構いますので。
奥さまからも女性にお願いします。

Cさん)
よっぽどの受け付けない理由が無い限り、どんどん会ったほうがいいと思います。
メッセージなどいただいたら全員会うくらいの勢いで向かい合ってください。
数を打てって感じですね。
その方が目も養えるので、そういう意味でもたくさんの人と会って欲しいです。


琢磨)
確かに!
素晴らしいアドバイスをありがとうございました。
可能性を自分で狭めてしまうのはもったいないですよね。
今日はありがとうございました。
いつかお二人の農産品を食べたいっ!

Y/Cさん)
ぜひ!
ありがとうございました。

さぁ、どうでしょうか。それぞれに抱える様々な条件。

確かに複雑なこともあるかも知れません。

でも、ちゃんと話し、ちゃんと向き合えば

妥協ではなく、受け入れていき、受け入れていくという

お互いの歩み寄りが見えることにより、また新しい扉が開いていきます。

出会いは未来、そして可能性。

この人と出会えたから今があるという感謝が生まれます。

末永くお幸せに。

さぁ、次はみなさんの番です。

諦めないことは一つの才能です。

諦めないあなたでいてください。

がんばれ!幸せのために。

 

 

絵/文 恋たまキューピッド 和田琢磨(にゃんたぶぅ・たくまん)