成婚物語

I夫妻の場合

2021年1月入籍
交際期間7ヶ月
夫: Aさん 33歳
妻: Kさん 36歳

中学校の先生をされているしっかりとした目線をお持ちで、かつ温かい雰囲気の旦那様と
タレントさん?アーティストさん?と思わせるような個性が光るやんちゃLADYな奥様。
笑いの絶えないパンチのあるインタビューになりました!
一見、個性が氾濫しそう。と感じるのですが何でしょうこの絶妙なバランス。
あぁピッタリなんだ!と思わせてくれる色彩の鮮やかさを見せてくれます。
私も段々と、とっ散らかっていきますがそのあたりも含めお楽しみください。
それではGO!

出会い編

琢磨)
今日はよろしくお願いします!
早速ですが交際期間はどのくらいなんですか?
Aさん)
実は私が交際を申し込んだときに「交際するなら結婚を!」と妻から言われまして、
すぐに結婚しましょう。という話になりまして、交際期間と言うよりすぐに結婚準備期間となりました。
Kさん)
ちょうど1年前に「恋たま」を通じて出会ったので出会いからは7ヶ月で入籍ですね。
(インタビュー時期6月後半)
Aさん)
6月の最初の土曜日にお見合いだったので。
琢磨)
え~!すんごい展開!いきなり核心を突いちゃった感じなんですけど。
そんなパターンあるんですか!これは深く経緯を聞いていかなきゃあかんやつです!
Aさん)
いやぁ~。私もかなりびっくりしまして。
まさかそこまで早く妻が話を進めてくれるとは思ってもいなかったので驚きました。
琢磨)
奥さん、行動が大胆ですね!
いきなりすごい展開過ぎて追い付いていかないのでちょと出会いから聞いていこうっと。
出会いのきっかけは?
Aさん)
AIで私の方が紹介を受けて妻にメッセージを送ったという形になります。
琢磨)
旦那さんはどういったところが気になって奥様にメッセージを送ったのですか?
Aさん)
AIから紹介された時はアニメとかゲームとかの好きなものが合っていたのでいいなぁとは思ったのですが、ただ写真を見た時にちょっと合わなそうだなと言うかちょっと会って見ないと何とも言えないなという気持ちはあって。
かなり会った時の印象と違っていて、少しこう…写真では刺々しいというか怖いというかそういった印象があって…。
琢磨)
写真って本当に難しいし重要ですからね。
ちなみに奥さん、どんな写真を載せていたのですか?
Kさん)
緑が多い近所の公園で母に撮影してもらいました。
キレイ目のブラウス着て。
自分の性格上、ふんわりした性格じゃないので、何か言われたら言い返しそうだなみたいな雰囲気の写真だったとは思います。
意思が強い感じの人には見えたと思います。
Aさん)
はいはい!
琢磨)
そっか、かっちりしている感じのキャリアウーマン風というか。
自撮りに近いですもんね。本当は写真スタジオあたりでプロの方に撮ってもらえると
柔らかさも出たかも知れませんが奥様の場合はそんな写真だと「私じゃない!」ってなっていたかもですね!
Kさん)
一応、笑顔では撮っていたんですけどね。
たぶんほんわか系ではないだろうなと。
琢磨)
じゃぁ、柔らかい雰囲気よりはしっかりした感じの画像だったとインタビュー公開する時は前向きな雰囲気に変えておきます。(ってそのまま使いました。w)
A/Kさん)
ははは。ありがとうございます。
(えっと、そのまま使いました。w)
琢磨)
奥様は旦那様からのメッセージが来た時の印象はどんな感じでしたか?
Kさん)
写真見た第一印象は朗らかそうな優しそうなクマさんみたいな印象を受けました。
琢磨)
ははは。確かに!ちょっとあるね、それ。
プロフィールはいかがでしたか?
Kさん)
LIVEに行くとかコンサートに行くとか書いてあって、私もそういった場所に行くのが好きなので、気が合いそうだなって思いました。
琢磨)
ちなみに旦那さんはどんなアーティストのLIVEに行くんですか?
Aさん)
ゲームとかアイドルとかそういう感じのものですかね。
琢磨)
奥様は?
Kさん)
私はアイドルも行くし、バンドも行くし、アニメとかゲームとかのもビジュアル系バンドとかも何でも行きます。
EVENTに参加するの好きなので、そういうのに「行く」って言うのを理解してくれそうと思って。
琢磨)
ありますよね。理解されないとそれが原因でケンカになったりしますしね。
Kさん)
「また行くの?」とか言われちゃうとイヤなのでそこは実はポイント高いなと。
それもあって会って見ようかなと。
琢磨)
《恋たま》はなんで知ったんですか?
Aさん)
私は学校の先生をしていまして、まずはその回覧で回ってきまして。
あとは誰でも参加できる《恋たま》のイベントがあってそれに参加して登録しました。
琢磨)
学校の先生?!
Aさん)
中学校で理科の先生をしています。
琢磨)
へぇ!すごい!
第二次成長期の難しい年頃の生徒たちと楽しく奮闘されているわけですね!
奥様はどんなお仕事をされているんですか?
Kさん)
私は受付事務の仕事をしています。
琢磨)
《恋たま》はどうやって知ったんですか?
Kさん)
母からですね。
私が婚活をはじめるきっかけも母で、結婚願望が私より母の方が強くて、
何としてでも結婚してもらいたいってずっと言っていました。
なので婚活はしていたんです。
都内の婚活パーティ行ったりとかマッチングアプリ使ったりとか、色々使ってみたんですけどあんまりうまくいかなくて。
その時に《恋たま》っていうのもあるよって言われて。
確かに地元から近い人のほうがいいかもなって思って。
結婚して嫁ぐにしても実家っからあんまり離れたくないなと思っていたので
「あ、《恋たま》いいかも。」となって登録しました。
琢磨)
それって大切ですよね。
お相手が遠方って感じより話が進みやすいですね。
親御さんの安心感もあるでしょうし。
ちなみに旦那さんは生徒さんには結婚の報告はしたんですか?
Aさん)
はい、しました。
「わぁ!」って喜んでくれて、「え~っ!」というか!
琢磨)
どんな人?どんな人?とかなったりしますよね。
中学生だと興味ある頃でしょうから。
Aさん)
そうですね。結構聞いてきましたね。
でもね、まぁみんなの前であんまり言うのもあれなので、
休み時間に聞いてね。とか個人的に聞いてと言って対応していました。
あとは交換日記みたいに連絡帳のやり取りをしているのでそのあたりで返事したりしていました。
琢磨)
いやぁ。かわいいなぁ。
「先生おめでとう!いつか奥さん連れて来てね!」みたいな。
Aさん)
「結婚式呼んでね~!」とか。
琢磨)
結婚式は挙げられたんですか?
Aさん)
それが出来てないんですよ~。
夢と言うか、今後挙げたいねというか。
琢磨)
未来への楽しみにつながりますね。
と言うことで出会い編いかがでしたでしょうか?
まだまだこのあたりは奥様のキャラは抑えめですが段々と
面白さとキュートさに磨きがかかって来ます!
デート編・結婚編とお楽しみにしておいてください!
旦那様は落ち着いて対処している雰囲気なんですが、
それはそれで絶妙なマッチングで!
では次回もお楽しみに!
             絵・文 恋たまキューピッド 和田琢磨

デート編

さぁ、デート編!このあたりから絶妙なお二人の距離感や空気感が炸裂してきます。
いえいえ、穏やかなんですよ。穏やかなんですど。たぶん…。
こんな自分に正直な奥様、本当に素直に対応されているだけなのに面白い!
失礼ですかね。でも面白い!
先生とアーティストな奥様のデート編お楽しみください!
琢磨)
お見合いからデートへと関係が進んでいったと思うんですけど
お互いの印象の変化などはありましたか?
Aさん)
かわいらしいというか。もっと強めなイメージだと思ってたんですけど、
趣味も合うし、見た目もかわいいし一緒に居て楽しいな、話も合うな、ずっと一緒に居たいなと思えるような感じでした。
プロフィールだけを見ていた時の印象とはかなり違いましたね。
琢磨)
そうですよね!こうやってお話していても奥様は表情豊かで楽しいですよね。
奥様はいかがでしたか?
Kさん)
中学校の先生ってプロフィールに書いてあったから「あぁ!先生っぽい!ハキハキしている。」って思って、声聞き取りやす~って。
婚活で会う男性って結構恥ずかしがり屋さん多いからモソモソ話してて
聞き取りにくい人多いんですけど、めっちゃ聞き取りやすいな声、って思って。
すごく話しやすかったですね。
琢磨)
あ、物理的にもね。参考になります。
モジモジしちゃうんでしょうね。
Kさん)
え?って聞き返すこと多いんですけど、それは無かったですね。
趣味も合いますしね。
プロフィール画像見たときの印象と変わらず優しそうだなと思いました。
大きいギャップは感じなかったですね。
琢磨)
《恋たま》登録してから何人かとは会われていると思うんですけど
お互いは何人目の出会いだったんですか?
Aさん)
登録をしたのが2020年の3月くらいで6月に初めて会ったので3ヶ月くらいで出会っているんですが、その間に5・6人くらいは会っていますね。
琢磨)
旦那さんも積極的に活動されてきましたね。
Aさん)
実はですね、5~6年前から某大手結婚相談所に登録をしていまして婚活をしていたんですけど、範囲が広くて住んでいるところが埼玉から遠い方が多くて。
そちらをやめて《恋たま》に登録をしたらとんとん拍子に色々と進んだっていうような感じです。
琢磨)
さすがですね!先生やられてるからか《恋たま》の優れた特性までお話しくださいまして、
模範解答いただきました!ありがとうございます。
確かに交際される方が遠方です。ってなった場合にどちらかが引っ越ししなきゃいけない、移動しなきゃいけないってこのコロナ禍も含めて結構なハードルになりますよね。
Aさん)
そうなんですよ!
仕事柄、県内の引っ越しならいいんですけど、県外となると難しいなと。
県内の人と出会える確率が高いというのはありがたかったです。
琢磨)
いい話だったな。なんか核心ついちゃったな。ありがとうございます!
奥様は登録してどのくらいだったんですか?
Kさん)
私は2019年の9月に登録をしたので登録して9ヶ月くらいでしたね。
それまでに4~5人は会っていました。
《恋たま》が婚活パーティの案内もしてくれていたので婚活パーティにも参加していました。実は琢磨さんにも会場でお会いしたことあるんです!
琢磨)
え!どこだろう!?色々司会はやらせていただいているんで。
Kさん)
坂戸の婚活パーティで!
琢磨)
あぁ!坂戸!はいはい。覚えています。
結構な人数の時だ!
Kさん)
はい、それです!
一人で孤立している人がいたら声かけてあげていて優しいなって思っていましたよ。
「話してみたい人いますか?」って。
琢磨)
恐縮です。嬉しいです。
なんかせっかく時間作って会場にいらしてくれているし、特別な出会いにならなくても
今日は楽しかったなって思って帰っていただきたいなって。
そんな思いで現場にいます。
コロナ禍でEVENTが出来ず残念です。
直接お話が出来る機会ってたいせつなんだなって改めて思います。
さぁ、いよいよお二人もデートじゃないですか!
デートはどんな風にどんなところでされていましたか?
Aさん)
最初のデートはさいたま新都心でランチだけという感じでした。
短時間で。
Kさん)
本当にあっさりランチだけして解散って感じでした。
琢磨)
え!そのあっさりした感じでお互いは大丈夫だったんですか?
Kさん)
わたし、今まで生きてきた中で彼氏欲しいって思ったことが無かったんですよ。
男の人とそんなに楽しい時間過ごせるかなぁっていう自信もなくて。
あんまり最初っから長時間一緒にいちゃう減点方式になって嫌なところ見えてきちゃうかなって思いまして。ランチだけにしようと。
でも、次の約束だけはちゃんとしようと思っていました。
ランチは楽しくおしゃべりしながら過ごせたし、次はちょっと行動範囲広げてみようかなって思いまして、次は氷川神社行きました。
氷川神社からまたさいたま新都心まで歩きました。
それなりにいいお散歩コースなんで歩きながらいっぱいしゃべったりして、また次の約束をしてって感じでした。
琢磨)
最初のデートはさいたま新都心でランチ食べただけで
その次が氷川神社からさいたま新都心までお散歩デートで。
Kさん)
新都心大好きなので!
ご飯もあるし、買い物もできるし、なんなら映画も観られるし、広いし。
Aさん)
でも、私は物足りないと思っていて。
琢磨)
ですよね~。短時間ですもんね。
Aさん)
最初のAIでメッセージしてから返事が返ってくるまで1か月近くかかっていてですね。
その時にエッ?!って思っていたんですよ。
最初のデートもランチだけでおしまいだったんで「嘘だろ?!」って思って。
どうかなとも思ったんですけど、相手がそれがいいなら
まぁ、そういうもんかって思って過ごしていました。
琢磨)
おぉ!大人~!
男的にはいいなと思ったらガンガンいきたいですもんね。
相手だっていいって言ってくれているし、寸止め状態ですよね!
Aさん)
そうなんです!!返事は帰ってこないし、会ったらランチだけだし。
Kさん)
最初のメッセージもらった時は【婚活疲れ中】だったんです。
婚活のテンションの波があった時で、ちょっとほったらかしにしていたんですよ。
でも、コロナでこんな時期になっちゃったし遊びのも行けないし、EVENTもないし、友達にも会えないしと思って。
6月は婚活をめちゃくちゃ頑張ろうと思って土日は全部婚活で予定を埋めていたんです。
で、旦那さんがその最初の一人目です!
琢磨)
一人目!!
旦那さんと会った後にもほかの方にも会っていたんですよね?
Kさん)
はい!会っていました。
Aさん)
おぉ。
琢磨)
その中でも旦那さんが良かったと?
Kさん)
そうですね!もう一度会っておしゃべりしてみたいと思ったのが旦那さんだけでした。
琢磨)
決め手はなんですか?
Kさん)
話しやすさですかね。
琢磨)
面白い関係ですよね。盛り上がっている感じなのにどこかCOOLな感じもするし。
え?なんなん?これ、どうなん?ってなりますよね!
Aさん)
まさにそうなんです!
Kさん)
3回目のデートの時までは私はそんなに気を許してなかったんです。
今までの婚活での経験上、お付き合いしましょうってなってもお付き合いするという事実に満足しちゃって結婚に話が進まないという感じな関係が2、3回あったので。
ここで浮かれたらいけないなと。「じゃ!」って言って帰るという感じで。
琢磨)
旦那さんは「え?」ってなりますよね。
Aさん)
動揺を隠しながら「そっか~。」って感じで対応するっていう。
琢磨)
最初のAIからの紹介やり取りで1か月放置期間があったわけですから割と時間は経過していますね。そんな中でコンスタントにデートは重ねられたんですか?
Aさん)
そうですね2~3週間おきくらいには会っていた感じですね。
琢磨)
旦那さんの想いは募っていきますよね。
Aさん)
実はですね、学期末と言うこともあって忙しかったんです。
会うスパンという意味ではちょうど良かったんです。
更にメールやLINEを細目にするほうじゃないので
何日か空いてから連絡をしたりしていました。
それでも会う約束の前日には「明日楽しみにしています。」というメッセージをいただけていたので、自分から連絡があまり取れなくてもおおらかに待っていてくれたり、もしくはあまり気にしないでいてくれたのありがたかったですね。
琢磨)
そんなバランスもピッタリだったんですね!
女性は連絡がないと不安になるという方が多いような気がしますが。
奥さんそういうの平気そうだもんね。
Kさん)
全然平気です。
学校の先生ってきっとすごい忙しいだろうなって思っていたし、7月だときっと期末テストだろうなというのはうっすら思っていました。
ま、それを抜きにしても「次回はいつ、どこで何時に待ち合わせしますか?」という必要事項のやり取りは出来ていたのでそれで充分でした。
LINEなんかで雑談するのも得意じゃないので、マメにメッセージもらっても困ってしまうので丁度よかったんです。
デートの前日は確認の意味も込めてメッセージは入れるようにしていました。
琢磨)
相性めちゃくちゃいいですね!
Kさん)
そうですね!ある程度は放っておかれても別に大丈夫です。
琢磨)
どちらか一方がガーっというタイプだったら上手くいってなかったですね。
この絶妙なバランス感も最高ですね!
Aさん)
一緒に暮らしてみて、そういうところが合うっていうのはすごく大切なんだなって思いますし、繋がってくるなと思いました。
琢磨)
お互いの状況を見て感じとれる適切な距離感ですね!
デートはどんなところに行かれたんですか?
Aさん)
コロナなんで県内だけで探すって大変でしたね。
Kさん)
遠くに行けないなと思って。あと、長時間乗り物に乗るのが得意ではなんです。
男性で「趣味ドライブ」って書かれてる方多いんですけど、その時は片っ端から外していってて。
琢磨)
ははは!言い方!
旦那さんはドライブしないんですか?
Aさん)
ドライブ大好きです!
なので、徐々に慣れてもらうって感じです。
最初っからごり押しせずにゆっくりと。
琢磨)
なるほど!
Aさん)
なので1回目2回目のデートは大宮で、3回目は鉄道博物館で。
琢磨)
近っ!
ちょっとじゃん!ほんのちょっとじゃん!
Kさん)
さいたま市からは出ない。
琢磨)
最終的にはどこまで行けたんですか?
Aさん)
川口。
琢磨)
ははは!近い!
Kさん)
越谷レイクタウンとか。
琢磨)
ははは!まだ近い!
Aさん)
なんなら1回浦和で会って、レイクタウンに行って戻ってきて夕飯食べてプロポーズみたいな。
琢磨)
え!?プロポーズ?!
と言うわけでおちゃめすぎでしょ奥様!
もう最高です!笑いっぱなしです!旦那さんがまた大人なんでね、
本当に楽しいご夫婦。
二人にとってはそれが自然体なんでしょうね。
めっちゃ笑いました。
文章で伝わらないが悔しい!!
さぁ最後に突然ですがプロポーズと言うワードが出てきました!
もうこのまま結婚編へ行きましょう!
奥さんのやんちゃな感じが炸裂します!旦那さん、偉い!
次回も面白いですよ!ぜひ!

結婚編

オチャメな奥さまに柔軟な旦那さま。
こんな結婚のパターンってあるんだ!
ここで説明してもなんだか意味ない気がするので早速本編へいきましょう!
結婚って秒で決まるものなんすね~。
それでは、どぞ!
琢磨)
どのタイミングでどのようにプロポーズしたんですか?
Aさん)
お見合いしてからさいたま新都心の最初のデートが7月頭で、氷川神社行ったり、鉄道博物館に行ったりしたんですけど、8月の末に浦和でランチしたんですね。
その後に買い物に行きたいというので川口か越谷レイクタウンかってことでじゃ、レイクタウン行こうかってことで一緒に電車で行って。
琢磨)
かわいい!中学生のデートみたいな。
Aさん)
ははは。欲しいCDがあるってことで。
Kさん)
欲しいCDの在庫が川口か越谷にしかないということだったんで。
Aさん)
なら、レイクタウンだと思ってですね。
で、さいたま新都心に戻ってきてそこで夕飯たべましょうということになって夕飯食べたんですね。
もう3回目のデートだったんで、ちゃんと思いを伝える段階だなと思いまして、
「付き合ってください。」と言ったんですね。
そしたらですね。えっと、なんて言ったんだっけ?
Kさん)
彼氏じゃなくて旦那が欲しいんですけど、そのつもりでいらっしゃいますか?みたいなことを言った気がします。
Aさん)
お付き合いとか興味がないのでもう結婚でいいですか?って言う風に言われて、
もう考える時間なんかないので「あ…はい。」って。
琢磨)
えぇぇぇ!そんなことってある?奥さんの癖よ!たまらんすね!
この奥さんの癖を抱え込める旦那さんの懐の深さが素晴らしい!
Kさん)
だいたいの人は引いちゃうんですけど、この話した後に「ちなみに私たち結婚したらどこに住みます?」って聞いたら真面目に考えてくれたんで、あ、本当に結婚する気あるんだなと思ったんです。
琢磨)
旦那さんが不可思議な顔をしているけど。
Aさん)
あのですね、そもそもそれでいいですか?って言われたんで、いいですって言うしかなかったので、そこで安心したというよりはもう条件みたいな感じで突きつけられていたので
「結婚だ!」って感じで。その数秒間で私は決心するという状況だったんです!
Kさん)
真剣交際ということはまたデートを重ねていくってことだから面倒くさいなと思って。
琢磨)
ははは!
Kさん)
練習じゃなくて試合がしたい!って感じです。
琢磨)
すごいな~すごすぎるな~。
それまでは連絡に時間があったりして慎重なイメージもあったのに、いきなり剛速球投げてきましたね!
その剛速球を受け止めた旦那さん。
いやぁ名バッテリーですよ!これ大試合ですもん!
この関係ってやっぱり唯一無二なんですね。
Kさん)
あぁ 引かないんだ~良かった良かったと思って。
琢磨)
すんごい展開ですけど、旦那さんも何年か前から婚活やられていたってことは結婚したくてしょうがなかったんですよね。
Aさん)
そうですね、僕も出来ればすぐに結婚したかったし、すぐに子供欲しいと常々思っていたのでそういう意味では願ったり叶ったりっていう感じではありますね。
で、今も幸せなので本当に良かったなぁ。って思っています。
琢磨)
そこから入籍までっていうのはどんな感じだったんですか?
Kさん)
そうですね。8月末に真剣交際飛ばしの結婚になったので、9月に私の親に会ってもらい、10月に私が彼のご両親に会う、11月に両家顔合わせって感じでした。
琢磨)
順調ですね!
Aさん)
その間、映画見に行ったりだとか遊びにいったりとかそういったことはしていましたね。
琢磨)
ではフィアンセとしてデートは重ねていたんですね。
関係が変わってお互いの印象に変化はありましたか?
Aさん)
一緒にいて面白いなぁって感じです。
Kさん)
この私のノリについてきて来てくれるありがたい人がいるって感じが深まりましたね。
何言ってもそんなにドン引きしないんだな、やったー!って感じでしたね!
琢磨)
見つけたー!って感じは奥さん的にもあったんだ!
Kさん)
そうですね。最初はお互い緊張していたと思うのでそんなに素の自分を出してないと思うんですけど、会う度に結構ノリが合うんだなっていうのは感じたし、食事しに行っても食べたいものが被るので、食の好みも合うんだなっていうが結婚することになってからわかってきた感じですね。
Aさん)
ちょっと前に話していたんですけど、もし高級なフルーツと普通のチョコレートケーキがあったら二人ともチョコレートケーキを選ぶとか。
何でもないようなことですが、そうやって一致していきますね。
Kさん)
そもそもフルーツにそんなに興味がない…。
琢磨)
そっちかい!
理由はともあれ、方向性が同じって言うのはいいですね!
11月のご両家の顔合わせから入籍まではどんな感じで進んでいったのですか?
Aさん)
本当は1月1日の入籍を考えていたんですが色々あって1月16日になりました。
Kさん)
その日は一粒万倍日(物事を始めると良い」とされる吉日)というとっても縁起が良い日だったので。
無理矢理焦って元旦に入籍するよりはとっても日がいいこの日がいいんじゃないかとなってこの日にしました。
琢磨)
奥様はそういうところはなんかしっかりされているんですね!
いい意味のギャップが素敵です。
Aさん)
そうなんです。家族を大事にしたりとか、結婚式には必ず遠方にいるおばぁちゃんを呼びたいとか、父の日母の日は欠かさないとか、親戚を大事にしましょうという心を持っているのでそういうところもとても尊敬出来ます。
私の家族としてもそういう部分を大切にしていたので、とっても合うなというところですね。
これだけサバサバした印象なのに押さえるべきところはしっかり押さえているというのは素晴らしいところです。
琢磨)
奥さんが減点方式の出会いにならないようにとおっしゃっていましたけど、お二人は本当に加点方式の見方をされていて、すごく素敵だなと思います。
結婚決めてより素の自分を出していったらより好きになっていくという感じだったんですね!
A/ Kさん)
そうですね。
琢磨)
結婚してみてより旦那さんを好きになったところはどんなところですか?
Kさん)
そうですね。家事を適当にしていてもあまり怒らないことですかね。
今も仕事をしているので平日とかもう限界だ~!ってなったりして。
本当はここまでやってから寝ようと思っていたんだけどそこまで出来なくても「いいよ。」って言ってくれるんです。そこはありがたいですね。
Aさん)
キチンとしているとことですね。私は一人暮らしをしていたんですけど、自分だったらないがしろにしてしまうところとかをちゃんとしようとしてくれるのは、ありがたいなと感じています。
あとは家具とか生活用品のセンスとかそのあたりも統一感持ってやってくれるので嬉しいなって思いますね。
あとはお互い共通なアニメとかゲームの趣味もあるのでお互いが理解し合えるというのはありがたいですね。
琢磨)
あ~なるほど。「このフィギュア何?邪魔!」みたいなことってなんか聞きますよね。
旦那がいない間に捨てちゃったとか。そいいう相違って悲しいですもんね。
さぁ!なんだか破天荒な奥様なエピソードもありましたが
本来は家族を大切にするとっても優しく愛のある人でした。
だんだんもっと好きになる!っていうのがじわ~っと伝わってきました。
否定じゃなく受け入れていく。
これは旦那さんの能力としてもとっても高いものに感じます。
人間はみんな違うからね。諦めじゃなく受け入れる!
このご夫婦からあらためて学んだ気がします!
さぁ次回は最終の未来編!どんな未来を描いているのでしょうか!
お楽しみに!

未来編

やんちゃLADYな奥様ですが、家族を大切にする温かい方でした。
ちゃんと気づき、すべてを受け入れ、お互いの尊敬を高めていける旦那様。
夫婦って歪なパズルのようで、でも離れてみてみるとまあるい円なのかも知れないと思わせてくれました。さぁ、未来編。
お二人のこれからについて伺いました。
それでは、どぞ!!
琢磨)
結婚してみてどうですか?
Kさん)
コロナと言うこともあってなかなか出かけられないんですけど、テレビとかで紹介される色々な場所とか見ながら、ここ二人で行ってみたいな、やってみたいなと思うことが今どんどん増えているところですね。
琢磨)
じゃぁ、ドライブではなくて?
Kさん)
車を日々使って生活している人といると車が当たり前になってきたので徐々に慣れてきました。1時間くらいなら行けます。
琢磨)
おぉ!ずいぶん慣れてきましたね。
Aさん)
富士急ハイランドくらいまでは行けるようになりました!
Kさん)
結構頑張った!

琢磨)
旦那さんはどうですか?
ずっと結婚したいと思っていて、家族思いの奥様と結婚してみて。
Aさん)
仕事が忙しくて大変な時でも、自分が優先すべき相手がいるというのはやっぱり自分の一つのモチベーションになるし、心の支えになるなと日々感じています。
安心できる心の拠りどころと言うのが自分にとって大事なものになっています。
また、人生が豊かになるし、楽しみが創っていけるというのがとてもありがたいなと感じています。
琢磨)
なるほど!さすが先生だなぁ。
Kさん)
あ、先生だって私も思いました。
Aさん)
両親にこの結婚の話をしたときに「小さい時一緒に手をつないで散歩をするだけで幸せを感じさせてもらえたんだよ。」と言ってくれてあらためて親のありがたさと目線を感じることが出来ました。
また友人や同僚にも「おめでとう!」とたくさん言ってもらえて幸せだな、嬉しいなと感じることが出来ました。
結婚を通して人間関係が深まっていくし、原点を感じるきっかけにもなりました。
琢磨)
びっくり展開な結婚でしたけど本当に柔らかくあたたかいところに着地しましたね。
お二人の将来の夢などあったら聞かせてください。
Aさん)
まずはおばぁさまが遠方にいらっしゃるので、ちゃんとこちらに招くことが出来る形での結婚式をしたいですね。
出来れば子供が欲しいこと。あとは家も欲しいなと思っています。
琢磨)
いいですね。あったかい未来ですね!奥様はどうですか?
Kさん)
式挙げて、新婚旅行して~。あ、飛行機乗りたくないから、温泉に1週間毎日入りたい!
琢磨)
飛行機か~。
Kさん)
あとやっぱり日本ってキレイだから、国内を見たいのもあるんですけど。
まぁ、日本よりトイレがキレイな国があったら行ってやってもいいかなって。
Aさん)
行ってやってもいいかなって。
琢磨)
いやぁ、でもわかります!海外もいいですけど、このコロナで日本の良さを再確認したいという視点に変わりました。
Kさん)
後は子供ですね。結婚する前は「私がお母さんになれる?」って思っていたんですけど、旦那さんと出会って、この人とだったら子育て出来るかもしれないって思えるようになったので、授かったらいいなと思っています。
琢磨)
旦那さんは一番難しい年頃の第二次成長期の子供たちを相手にしているんですから頼もしいですよね。
では婚活を頑張っている皆さんにアドバイスをお願いできますか?
Aさん)
フラれても気にしない!折れない!めげない!っていうのが大事だなって思っています。
何度も挑戦してみてください。その先にいい人と巡り合えるという希望を捨てないでください。
ただ、機会を待っているだけではなくて、その間に自分を磨くというか、どうしたら自分が良くなるんだろうと言うことを考えて自分を整えるということも同時にされるといいと思います。
私もこの婚活を通して成長できたところかなと思っています。
琢磨)
旦那様はどんなところが成長したと感じられましたか?
Aさん)
自分が選ぶんだと勘違いしていたというか…。
やっぱり、選ばれるためには、と言う考え方が自分を高めてくれたなと感じます。
婚活して思ったのは、女性の側は結婚してからの相手との生活のイメージと言うのをしっかり考えているなと感じる一方、男性の方がそのあたりのシミュレーションが出来てないのかなと感じました。
勉強して学んでいつまでも自分を高めるっていうのは大事だなと思いました。
琢磨)
お相手と会われる時、どんなところを気を付けていましたか?
Aさん)
まず清潔感と、自分のことを話し過ぎないでちゃんと話を聞く。
相手に興味を持ち、持たれるようにするというのを心がけました。
琢磨)
素晴らしい!視点を変えたことで見えてくる自分ですね。
選ばれる男になるってかっこいいですね。
奥様はどうですか?
Kさん)
出会って結婚に繋がらなかったとしてもそれはご縁が無かったということなだけで、自分の人格を否定されたわけではないということはわかっておいて欲しい。
そんなに凹むことじゃない。そうなったらサッサと次に行ってください!
琢磨)
ははは!語尾強めだけどまさにそれですね!
クヨクヨ悩む時間がもったいない。
Kさん)
ゲームで言うとガチャ回すのと同じなんで、ガチャ回さなかったら何も出てこないんで。
琢磨)
ははは!最高!このまま書かせてください!
Kさん)
そんなにポンポンとハイレアなものが出てくるわけないじゃないですか!
でも、回さなきゃ出る可能性もなくなるのでとりあえず回してください。
琢磨)
いい!わかりやすい!すごく前を向いていて最高です!
奥さんにとって旦那さんはハイレアでしたか?
Kさん)
そうですね!最初はわからなかったけど、手に取ってみたらハイレアでしたね!
Aさん)
よかった~!ありがとうございます。
琢磨)
何だかんだで本当に素敵なご夫婦ですね。
ぶっ飛んでる奥様なのかと思いきや、愛情豊かで真面目でおちゃめさんですよね。
Aさん)
婚活ってBESTを求めるものだと思うんですけど、どちらかというと今ある状態からお互いで創り上げていくものだと。
相手の方が本当の意味でBESTか分かるのはやはりお付き合いやそれこそ結婚をしてからだと思うので、それを一緒に創れる方を見つけようとするのが良いと思います。
最初がBESTじゃなくても少しでもいいなと思えたらお付き合いをしてみてください。
琢磨)
なるほど!最初が100点じゃなくていいってことですね。
ゆっくり二人で加点をしてBESTに持っていければいいんですね!
とっても素敵なインタビューをありがとうございました。
すごく響きました。末永くお幸せに!
A/ Kさん)
楽しかったです。ありがとうございました。
実体験からくる言葉って本当に響きますね。
出会わなければはじまりません!
回せ!回せ!ガチャ回せ!
回せていますか?一回だけ回して諦めていませんか?
ここまで読んでくださった方はきっとまた回し始められると思います。
そしてあなた自身も誰かのハイレアになるために頑張ってください!
出来ることはまだまだあるはずです。
選ばれるあなたになってくださいね!
それではまた次回!