成婚物語

S夫妻編

2022年7月入籍

交際期間3ヶ月

夫: Nさん 43歳

妻: Tさん 40歳

出会った時に結婚するなってわかることってあるのかもしれません。

見てください!交際期間3ヶ月!

お二人にとってはこの期間で充分だったのです。

何故かって?本編へGO!

出会い編

琢磨)
早速ですがお二人の出会いを教えてください。

Tさん)
最初は私が検索でNさんを見つけて、私からお会いしたいとメッセージをさせていただきました。そしてNさんからOKをいただいて会うことになりました。

琢磨)
奥様からのお声がけだったんですね。
自分の直観に素直に行動されたんですね!
旦那さんは奥様からメッセージが届いた時はどんな印象を持たれましたか?

Nさん)
お写真が写真館で撮られたちゃんとしたお写真だったので、
真面目な方なのかなという印象と結婚に対する前向き度が伝わってきて
すぐにOKの返事をさせていただきました。

琢磨)
奥様は旦那様のどんなところが良いなと感じてメッセージを出されたんですか?

Tさん)
プロフィールが細かくちゃんと書かれていて真面目で一生懸命だなという印象を受けたんです。
写真も清潔感があってとても好印象で、会ってみたいなという風に思いました。

琢磨)
細かかったというのはどんなことが書かれていたんですか?

Tさん)
お勤め先のことや、今何をしていて何が好きなんだとかそういったことがきちんと書かれていて、文章を読んだだけで誠実さが伝わる内容でした。
読む相手のことを考えて書いてあるなと感じました。

琢磨)
内容の中で例えば奥様との趣味が合致する部分とか、そういった共通項は見つけられたんですか?

Tさん)
それが特には無かったんです。

琢磨)
共通項というよりは文章から受ける旦那様の誠実さとか性格良さや清潔感漂う雰囲気にいいなと感じたんですね。


Tさん)
そうなんです。

琢磨)
共通点があったからなどでの出会いパターンが多いですが、文章からの印象でというと、
知的な感じの出会いでそれはそれで素敵ですね。

N/Tさん)
ははは。

琢磨)
旦那さんは奥様のプロフィールを見ての印象はどんな感じでしたか?

Nさん)
趣味の中で神社仏閣を見に行ったりだとか、散歩したりが好きだと書いてあったんですけど、実は私も書いてはいなかったんですけど好きでして。
この方だったら一緒にのんびり出来るかなと思いました。

琢磨)
結果的には奥様の趣味は旦那様とも合っていたんですね。

Nさん)
そうなんです。

琢磨)
そんなに細かくプロフィールを書いていたのにそこは書いてなかったんですね。

N/Tさん)
ははは。そうなんです。

Tさん)
まさかそこも合うとは思ってなかったので嬉しかったです。

琢磨)
嬉しい誤算ですね。
最初のお見合いはどんな感じでしたか?

Tさん)
写真で見るより明るい印象を受けたんです。
実際に話してみてもとても明るくて会話をリードしてくれたのでとても楽しかったです。

琢磨)
会った時の印象がより良かったんですね。

Tさん)
そうですね。
本当に明るい雰囲気で、なんて言ったらいいんでしょうね…
中身も何もかも、すべて面白そうだなって思いました。

琢磨)
ははは。いいですね。
なんかかわいいですね。
どんな話で盛り上がったんですか?

Tさん)
仕事内容の話とかだったんですけど、ちゃんと話してくれてとても興味深くて楽しかったですね。

琢磨)
ちなみにどんなお仕事をされているんですか?

Nさん)
私は事務関係とSEを兼任しているような感じの仕事です。

Tさん)
私は販売の仕事をしています。

琢磨)
最初に会った時からお互いはいい感じだなという雰囲気になっていたんですか?

Nさん)
はい。
楽しいなとは感じていたんですけどちゃんとその思いを伝えないといけないなと思っていたので最後にお別れする時には「またお会い出来たら嬉しいです。」とお伝えしました。
そしたら嫁の方からも「私もまたお会いしたいです。」と言ってもらえたので本当に会えたらいいなと思って帰りました。
ちゃんと言葉で伝えないといけないというのはあったので、それを素直に実践いたしました。

琢磨)
おぉ!素晴らしい!
なんとなく感じろなんてなかなか難しいですからね。
旦那さん、男らしいですね!やる時はやる男ですね!

Nさん)
ははは。
頑張りました。

琢磨)
ちなみに『恋たま』に登録してからはどのくらいだったんですか?

Nさん)
自分は結構長くて、もう三年目とかでしたね。

琢磨)
ほぉ!
良くテンション落とさず活動できましたね。
3年ともなると飽きてきてしまったりやる気が下がってしまったりしてしまう頃なので。
ホント、素晴らしいことです。
では、何人かとはお会いしていたんですね。

Nさん)
そうですね。
結婚相談所にも登録していたので、そちらにも入っていながら『恋たま』でも活動しているという感じでした。
何人か交際をして、いい方もいらっしゃったんですけど
一緒に手を繋いで歩きたいなとかなかなかそういった気分に自分自身もならなかったというのもあります。
コロナというところもあって、活動自体は長引いてしまったなという感じです。
そんな時に『恋たま』のほうから申し込みがあったのでOKしたらすごく良かったという感じで今に繋がりました。

琢磨)
『恋たま』会員長い方にも、諦めないで欲しいといういいケースにもなりましたからね。
長いこと頑張ったのは奥様に出会うための時間だったのかもしれませんね。
でも、出会ってから結婚までがめちゃくちゃ早いという…。

N/Tさん)
ははは。本当に!

琢磨)
奥様は『恋たま』に登録してどのくらいだったのですか?

Tさん)
4ヶ月くらいですね。

琢磨)
何人かとは会っていましたか?

Tさん)
はい。
何人かとは会いましたが、その中で真剣交際になったのは旦那さんだけでした。

琢磨)
奥さんがメッセージを旦那さんに送ったその目は確かでしたね!

N/Tさん)
ははは。

琢磨)
奥様的には結婚するぞ!って感じだったんですか?

Tさん)
そうですね。
年齢も40になった時だったのでこの1年で結婚出来なかったら婚活は一切止めるというという覚悟を決めていました。

琢磨)
『恋たま』以外にも何かやっていたんですか?

Tさん)
マッチングアプリとかはやってみましたが全く上手くいかなかったです。

琢磨)
確かにマッチングアプリは婚活というか結婚に本気じゃない人もいますからね。
逆に『恋たま』は本気の人しかいないですからね。

Tさん)
そうですよね。

琢磨)
はじめて会うときに気をつけたことってありますか?

Nさん)
服装は気にしましたね。
まぁ、スーツではあるんですけど。
あと、今はちょっと気を付けていますけど、しゃべりだすといっぱいしゃべってしまうので。
自分がしゃべるだけしゃべって、女性が疲れてしまうという傾向があるので、そこは気をつけました。
色々なアドバイスの中で女性はいっぱい話したいのだから自分ばっかりしゃべっちゃだめだよって言われていたので。
確かに聞き疲れじゃないけど聞く方も疲れるよなって思って、おしゃべりのバランスは気を付けました。
もちろんしゃべりたい人もいれば聞き手のほうがいいという人もいると思うので
その辺は見極めないととは思っていました。

琢磨)
その辺も対策というか3年間、婚活してきた経験が活かされたわけですね。
そこ含めても必要な3年間だったのかもしれないですね。

Nさん)
はい。

琢磨)
奥様はたくさんしゃべってくれたのが良かったんですよね。

Tさん)
はい。すごい人見知りしてしまうので、場を盛り上げてくれて助かったなと思っています。が、確かに良くしゃべりますね。

琢磨)
ははは。

N/Tさん)
ははは。

琢磨)
結婚して一緒に暮らしても良くしゃべるなって感じですか?

Tさん)
はい、それはもう、本当によくしゃべりますね。

琢磨)
でも、無口な人より何考えているか分かりやすくて良さそうですけどね。

Tさん)
そうですね。
でも、よくしゃべりますけどね。

琢磨)
ははは。
奥様は会うのに気を付けたことはありますか?

Tさん)
職場にすごいモテる女性がいるんですがその方に服装や最後の一言とか
すごいアドバイスをたくさんしてもらいました。

琢磨)
ちなみにどんなアドバイスだったんですか?

Tさん)
会うときは必ず揺れるピアスを着けたほうがいいよとか。

琢磨)
ほぅ!細かい!

Tさん)
チークは目の周りにピンクを入れるといいとか。
出来たら食べ物をシェアしてみるとか、今日は楽しかったんだということを具体的には話すんだよ。とか。
琢磨)
うわぁ!
素晴らしい!
揺れるピアスで顔に目線を集め、
紅潮している頬で恋しているような感じを演出!
シェアで体験の共有をし、
最後に次に繋げる一言か!
完璧!!!
その方、婚活アドバイザーになれる!
いやぁ、その方スカウトしたいくらい!
Tさん)
ははは。
ちゃんと理由があるんですね。

琢磨)
じゃ、揺れるタイプのピアスをしていったんですか?

Tさん)
しました。
お化粧もアドバイスを参考にして。

琢磨)
素直!かわいい。
いいですね。真面目に受け入れて。

デート・結婚編

琢磨)
デートはどんなところに行きましたか?

Nさん)
1回目のデートは大宮を午後からの半日デートをしました。
最初なのでお食事だけでもとお誘いしましたら、1日いいですよと言っていただいたのでお昼を食べてから氷川参道を歩いて氷川神社にお参りをしました。
その裏に小さな動物園があったのでプラっとして、
帰りはデパートでウィンドゥショッピングをしてお茶をして帰りました。
お茶は嫁が行ってみたいといっていた抹茶屋さんがあるということでそこに行きました。
お互いが提案をしながらお昼の11時くらいから夕方の5時くらいまで楽しみました。
琢磨)
お互いの提案があるのがいいですね。
引っぱるだけでもなく受け身だけでもなく、会話や趣味嗜好が共有できる時間になったんですね。
交際から入籍までが早いじゃないですか。
どんなペースで進んでいったのですか?

~~~さぁ!ここからの時系列が素晴らしいです!皆さん着いてきてね!~~~

Nさん)
自分は土日休みだったんですけど、嫁の方はシフト制だったのでなかなか合わせて休みが取れるってわけでもなかったのでデートの回数でいうと毎週ではなくて2週間に1回3週間に1回とかでした。
きっと今、デートの回数と結婚までの期間を考えるとどうなっているんだと思ってらっしゃいますよね。
実際に最初にお見合いで会ったのが4月の16日で、翌日4月17日から交際となりまして、
7月の17日に入籍をしましたので、本当にちょうど3ヶ月なんですよ。
1回目のデートは5月の5日で、やはり最初のお見合いから2週間くらい空きまして、ちょうどゴールデンウィークにお互い休みが取れたので大宮デートになりました。
そのあとは…。

~用意してくれていたカンペを見ながら正確にお話してくれます。~

2週間後の5月の21日に夕方に少しだけお会いして食事をして川越散歩をしました。
1回目のデートがものすごく楽しくて、2回目のデートもものすごく楽しくて、
3年間婚活していてこんなに楽しかったことはないという印象だったので、
嫁の方も気に入ってくれているような手ごたえはあったので、
真剣交際を申し込もうかなと2回目でもう、思っていたんです。
琢磨)
いいですね。行動あるのみですね。かっこいい!

Nさん)
行きの電車の中ですでに(真剣交際・2回目・早い?)なんて検索なんかしながら行くくらい気持ちはそちらに向いていたんです。
でも、独りよがりになってもしょうがないので嫁と相談しながら決めようとは思っていたんです。
2回目はおしゃれなレストランで食事をしていたので、最後にそのあたりの話を嫁にしようと思っていたんですけど。
食事がはじまったら嫁の方から「私と真剣交際を考えてくれていますか。」みたいに言ってくれて。
「もちろん考えているよ。」って話しつつ、嫁の方も考えていてくれたみたいで。

琢磨)
おぉ!思いが重なっていたじゃないですか!

Nさん)
嫁から「本当に?」って言われたのでここに来る間に考えていた証拠にとスマホの検索履歴を見せて「本当に考えてくれたんだね!」って。
じゃ、この場で『恋たま』に一緒に真剣交際の申し込みをしようと。
嫁の方が他に交際中の方がいたらそちらを断る手順もあるのかなと気にしていましたが
嫁も私だけで、私も嫁だけだったのでその場でお互いに真剣交際を申し込みました。

琢磨)
お互いが目の前にいる状態で申し込んだんですか?


N/Tさん)
そうです。

琢磨)
わぁ。いいですね。誠実だし、嘘が無いことをお互いに確認できる。

Nさん)
お互いの文章を見合わせながら、これで送信ねっていって。

琢磨)
最高!
お互いに会いたい思いは募っているのにちょっと会えない時間がお互いの気持ちを育んでくれたんですね。

N/Tさん)
そうかもしれないですね。

琢磨)
でもそこからも早いですよね。

Nさん)
5月21日の真剣交際になってから初めてのデートが6月4日。
やはり2週間くらい空いてしまいましたね。
その日はほぼ1日デートをしまして、
映画をみたり、ショッピングをしたりという感じで
手をつないだりしながらっていうカップルデートのような感じの1日を過ごしました。

琢磨)
楽しそう!!

N/Tさん)
ははは。

琢磨)
お互いが好き合っているのをわかっているからもう、駆け引きとか様子伺いがないですもんね。手放しでただただ楽しいですよね。
でも、ここから入籍まで1か月くらいにすでになってきていますけど。

Nさん)
本当にすごく楽しかったので、これはこのまま行ったら結婚かなっていうのは頭の中にもうありました。
なので6月4日のデートあとすぐにレストランがやっているプロポーズプランの打ち合わせの予約と、7月の10日の大安にプロポーズ本番の仮予約だけしておいたんです。
それで次のデートの時に婚約指輪の話をしたりプロポーズの話をしたりして気持ちの探りを入れようかなって思っていたんです。
6月4日から3週間後の6月21日、その日は平日だったんですけど、夜、食事だけしに行った時にダイヤがいいとかどんな指輪がいいとかそれとなく聞いてみようと思っていたんです。
で、食事をし始めたところで嫁が「私と結婚のこと真剣に考えている?」って聞いてきたから…。

琢磨)
えぇ!もう同じタイミングで頭の中は結婚へと昇り詰めている!!

N/Tさん)
ははは。(n*´ω`*n)

Nさん)
「もちろん考えているよ。」と。
そしたら嫁から「結婚って言葉がなかなか出てこないから私、ちょっと不安なんだけど。」って。
そこで「真剣交際してまだ1回しかデートしてないけどちゃんと考えているんだよ。」って言って、ホテルのプロポーズプランの仮予約のメールを見せてまだ打ち合わせだけど本当にプロポーズしようと思っているんだよ。と証拠をみせたんです。
そこで「じゃ、結婚してくれるのね。よろしくお願いします。」ってそこで仮プロポーズのような感じになりました。

琢磨)
わぁ!すっげ~!!

Nさん)
なので会って4回目で「プロポーズは後でちゃんとするよ。でも、結婚しようね、よろしくお願いします。」という感じになりました。

琢磨)
なんてこったい!言葉にならない!
このスピード感!

Nさん)
なので、食事の前にもう婚約のような感じになりました。

琢磨)
それが6月21日なんですよね。
すっげ~!
奥さんもすごいね。自分の気持ちに正直というか。
旦那さんが引っ張っていく話なのかと思ったら頭の中は奥様のほうが1歩リードしているみたいな展開。

Tさん)
ははは。
一緒にいてまず気が楽だったんですよ。
好きなものの接点が凄く多いですし。
この人いいなって思っていて。
このままずるずる行ってもいいことないんじゃないかと思って
サッサと言ってしまおうと思ってので、それがプラスに作用しましたね。

琢磨)
ははは。
思いのほか、冷静!

N/Tさん)
ははは。

Tさん)
はっきり言ってしまうと摩擦が起こってしまうかもしれないんですけど、
どのみち、どんなに時間をかけてもどこかでははっきりさせなくちゃいけない時期が来るんですよね。
それなら素直にちゃんと伝えたほうがいいだろうと。

琢磨)
確かに!時間だけ経過しても目的の結婚にたどり着かなかったら本末転倒ですからね。

琢磨)
プロポーズプランはどうしたんですか?

Nさん)
チャペルが併設されているレストランという感じの場所なんですけど、
嫁に希望を聞いたら「婚約指輪のように高いものはいらないけど何かで記念に残るようなものが欲しい」ということだったので名前と日付をいれた「薔薇のモチーフ」を、11本の「本物の薔薇」の花束に入れて12本のバラの花束を作ってそれをお渡しするっていう感じにしました。
入籍までの休みの予定も合わせていたので、7月10日のプロポーズ当日は、午前中に新居の内見をして、午後から結婚指輪のサイズ確認と、挨拶時にご両親に持って行く手土産を買って、その夜プロポーズしました。
その後は、7月14日にご両親への挨拶、7月17日の昼間に両家顔合わせして食事が終わった後そのまま入籍の手続きって感じで、めちゃくちゃなスケジュールで結婚しました。

Tさん)
すごいハードスケジュールでした。

琢磨)
旦那さんがプロフィールを細かく書いていたというところからここまでちゃんと繋がっていて。
真面目で誠実で頭がよくてしっかりしていて、でも優しいことは充分に伝わりました。

N/Tさん)
ははは。

Tさん)
こうやって段取りをしっかり決めていてくれるのも本当に助かるんですよ。
私がちょっと苦手なのでありがたいです。

琢磨)
安心感、めっちゃありますよね。
結婚する流れをまざまざと見せつけてくれるんですから。

Tさん)
そうなんですよね。安心感はちゃんとありました。

琢磨)
そこにたどり着くまでになんの障害もなくって感じですか?

Nさん)
そうですね。無我夢中っていうのもありますし、早く一緒になりたいっていう気持ちがそうさせてくれましたね。

琢磨)
何ていう言葉でプロポーズしたんですか?

Nさん)
「まずは、今日も1日、どうも、ありがとうございました。自分は今、Tさんと一緒に、この時を迎えられて、とっても幸せです。これからも、Tさんのことを一生幸せにしたいし、Tさんと一緒に幸せになりたいと思っています。僕と結婚してください。」って言うような感じでプロポーズしました。
花束渡すタイミングも7月10日することは言っていたので、そのままではサプライズでもなんでもないので、レストランの方と相談をしまして、レストランに着いた時に「席を用意いたしますのでこちらで少しお待ちください。」ということで入り口で座って待っていたんです。
でも、それは打ち合わせ済みで。
私は「ちょっとトイレに行ってくる」と言って席を立ったのですが、それはトイレではなくてレストラン併設のチャペルの真ん中で花束を持って待つ準備でして。
嫁にはレストランの方から「お席できましたのでこちらにどうぞ。」と呼ばれるも「あ、でも、もう一人がトイレに行っているんですけど。」
「大丈夫です、お先にどうぞ。」という流れで。
そのまま嫁は席に通されると思って着いて行き「こちらです。」という扉を開けたらチャペルで、私が花束を持って待っているという感じの演出でプロポーズしました。

Tさん)
ビックリしました。素敵でした。

琢磨)
めっちゃ素敵じゃないですか!
こんな目まぐるしいスケジュールの中にちゃんと印象に残るようなことまで仕込めるなんて、想像の域を超えてきました。

Nさん)
事前にプロポーズされるのはわかっている中だったので、印象的には出来たのではないかなと思います。

琢磨)
もう、素晴らしい!
そこまで出来る人本当になかなかいない!
明らかに奥さん的にはサプライズな無い状況ですよね。

Tさん)
そうです。
ここまでしっかりとしてくれるなんて想像もしていなかったので恥ずかしいし嬉しいしびっくりしたし…もう、放心状態というか…なんて表現していいかわからなくて。

琢磨)
最高な旦那さんですね。
ちょっと本当にここまではなかなか出来ない。
段取りがちゃんとし過ぎているとことまでは面白いなと思っていたんですけど、
ロマンティックにお相手のことまで考えて配慮できているというのが最高にかっこいいですね。

N/Tさん)
ありがとうございます。(n*´ω`*n)

琢磨)
一切、女性に不安にさせるところが無い。
これはなかなか出来ることじゃない。
すごいなぁ。
結婚してみてはどうですか?
交際期間が短かったからなにか問題とか起こりませんでしたか?

Tさん)
朝一からすごいテンションが高くて面白いですし、家事も料理なんかも上手ですし、すごいんですよ。
琢磨)
何でも出来ちゃう旦那さんなんだなぁ。
旦那さん的には奥様と暮らしてみてどうですか?

Nさん)
自分のつまらない冗談にも笑ってくれますし、ははは。
可愛らしいし、趣味が合うのももちろんいいんですけど、
本当に一緒に居る時間ていうのがすごく幸せな時間で、
ここがいいそこがいいというよりは二人でいるだけで安心できますし。
仕事も婚活していた3年くらいは一人暮らしだったんですけど、コロナがはじまってからは在宅WORKが中心になっていて、一人を感じることが多かったんです。
でも、今は毎日、彼女が隣にいてくれることだけでありがたいですし、今、それを毎日実感しているところです。
琢磨)
コロナが気づかせてくれたことも一方ではあるんですね。

Nさん)
そうですね。あると思います。

未来編

琢磨)
今後のお二人の夢はありますか?

Nさん)
現実的な事で言ったら貯金して一軒家を購入することですね。
一人暮らしして自炊してお金を貯めるっていうのもそうですし、
結婚した時に何もできない旦那にはなりたくなかったので。
掃除洗濯は誰でもやることとして、料理をがんばっていたらいいことに繋がるかなと思っていたら今はそれがちゃんと繋がってきたのでそういったこともやっておいて良かったなと思っています。

琢磨)
旦那さんは本当に誠実なんですね。
未来の自分のためにというビジョンを掲げて、きちんと努力もされて今の幸せを手に入れられたのですね。
奥様はいかがですか?

Tさん)
貯金をして一戸建てを買うというのは同じですね。
あと、イタリアに旅行に行くことですね。
自分がイタリアが好きなので一生に一回は行ってみたいです。
琢磨)
その夢を旦那さんと叶えられるのは嬉しいですね。

Tさん)
はい。
コロナが落ち着いたら考えようと思っています。

琢磨)
具体的なものがきちんとあって、それを目標に二人で頑張るというのもいいですね。
きちんとされている二人なら計画的に達成できそうな気がしますね。
最後に旦那様は男性の会員さんにアドバイスを、奥様は女性の会員さんにアドバイスをお願い出来ますか?

Nさん)
私も時間はかかりましたが、この方とお会いした時にビビッと電気が走るような感覚になりました。今までの婚活でお会いした人とはデートというよりなんか接待のようになってしまって楽しめなかったんです。
嫁さんと会った時はデートに行くのが楽しみで楽しみでしょうがなかったんです。
必ずいい人と出会えると思いますので、私も3年かかりましたが、婚活が長くなってしまっても諦めないで続けていっていただきたいと思います。

琢磨)
旦那さんは婚活していて途中で諦めたりとか嫌になったりはなかったんですか?

Nさん)
自分は不思議と無かったですね。
あぁ、でも婚活をはじめた時にはお申し込みをしてもなかなかお会いするところまでいかなくてそんなに魅力ないのかなとか思ってしまっていましたけど、段々とそのあたりのことを気にしなくなってきて、1回2回断られたとかはどうでもいいことで、それよりも数を打てば当たると気持ちを転換して、前向きに活動していました。

琢磨)
大正解ですね。
くじけなかったその思いこそが繋がっていますし、またちゃんと努力もされていますしね。
奥様はいかがですか?

Tさん)
許容する部分と譲れない部分の線引きはハッキリとさせることだと思いました。
譲れないことが多すぎると相手を息苦しくさせますし、許容し過ぎると相手のペースに吞み込まれて自分が苦しくなります。
最終的にはバランスを崩して両方が破綻してしまうと思います。
そのあたりをしっかり見極めていくのがポイントだと思います。

琢磨)
素晴らしい!本当に知的なお二人!

N/Tさん)
ははは。いえいえ。

琢磨)
婚活を通してきて経験してきたことなんですね。

Tさん)
そうなんです。何度も心が折れましたし。
上手くいかない自分を責めてしまいますし。

琢磨)
いいですね、なんかお二人の空気感も見えてきました。
旦那さんがわぁ~っと周りを包み込むんだけど最後は奥様がキュッと掴むみたいな。

N/Tさん)
ははは。

琢磨)
いやぁ、貴重なお話をありがとうございました。驚きと楽しさと!

N/Tさん)
ははは。
こちらこそありがとうございました。

交際3ヶ月。自分たちの感情に素直に、そして一方できちんと整理も同時にされていたお二人でした。

100組あれば100通りのパターンがあるのはわかっていますが、このパターンは貴重かもしれません。

状況だけみれば珍しいパターンに見えますが、とても大人なお二人に感じました。

さぁ、2023年。

今年は結婚しましょう!

決意を新たに邁進しましょう。

埼玉で恋しよう。

2023年も『恋たま』は全力でみなさんの幸せを後押しいたします。

 

 

 

絵・文 恋たまキューピッド 和田琢磨(にゃんたぶぅ/たくまん)